40代前半でCFA取得目指してみる

CFA勉強 + 仕事日記(DX関係メイン)+ 過去に取ったCPAの事も

総合商社でのUSCPAの価値(完全主観)

総合商社には11年程居ましたが、USCPAを持っている人間は多かったです。既に学生時代に取ったという強者もいましたが、日本人の大部分は社会人になってから取る方が多いでしょう。

 

結論から言うと、価値は一定あり、但しキャリア次第というのが実情です。あとは世界の共通言語を学ぶという意味では最強資格です。

 

【結構価値有り】

  • 経理、税務、財務等のコーポ部門。只、USCPAは連結決算や税効果等は内容浅いかなと思いますし、USCPAのREGメインは個人向けの税務です。只、税務の考え方基礎は学べます
  • 資源系等のファイナンスが大きく絡む事業開発や事業投資等で財務諸表、モデリング等に触れる方(私はこのパターンでした)

上記のパターンであれば総合職であれ、一般職であれUSCPAの価値は一定ありますし、キャリアの裏付けとなる資格として十分なくらいです。例えばUpperの総合商社やコンサル、グローバルガバナンス系のテーマに進む時にも力を発揮すると思います

 

只、USCPA取って英語でビジネス会話できない人を見ると、うーん、と思われても仕方ない側面はあるかと思います。英語はツールだ、と言う人が居ますが、ツールが使えない人が言っているケースが多いです。USCPAもツール的な側面はありますが、何にせよツールと言えど色々なものを組み合わせての掛算最強です

 

【あまり意味無し】

  • 旧態依然のトレーディングビジネス主体の方

 

物の売り買いは商社の根幹ではありますが、残念ながらトレーディングばかりやってる人にUSCPAはToo much感があります。前職のCFOからは「USCPAなんて意味ねえよ」と言われましたが、こういうケースは当てはまるかもしれませんし、日々の売り買いの計上等の基礎であれば日商簿記3級(もしくは2級)で十分です

 

【まとめ】

上記は全て主観でしかないですが、商社で(他の業界の事業会社でも)活かすとなると、全ては自分自身です。最強なのは遅くとも20代の内に取ってしまう事ですね、取得時期の早さ⇒将来価値がより大きくなる事は確かです。

 

40代になった私でも意外に全く違う業界のそれなりに有名な大会社の事業投資等で書類通過をする事もあり、エージェント経由で書類評価を聞いた時にも「USCPAを持っているので」という内容のFBを貰った事もあります。あとは相手先にJCPA持っている方が面接官として出てきた時に話の目線がうまく嚙み合ったり、他にも海外でAuditor等と話す時にもUSCPAの英語表現で話せばお互い誤解無く通じます(この業績でGoing concernつけられたら困るんだけど、Comfort letterを取ってくるのでUnmodifiedで意見書出せるよね?みたいな話もあり)

 

さて、、、今週出来なかったCFA勉強に戻ります・・・まだブログ書くのが致命的に下手ですが、継続大事なんで頑張ります!!